20代女性より、当社でストックしていた、十数点の古い箪笥の中からお好きなタイプをお選びいただき修復再生して甦りをした形でご購入いただきました。ご新築のリビングにテレビボードとしてお使いになるとのことで納品した時の写真がこちら↓本来重ねの2段式だった箪笥を並べて置いております。色はシックなブラックで・・・お客さまの要望汚れた古い状態ではなかなか新宅には合いませんがこうやって修復して再利用する方法もインテリアアイテムとして素敵でしょう!
二つ重ねの総桐箪笥を柿渋仕上げに・・・柿渋は古来より、防腐作用があることから様々なものに用いられてきました。(即身仏:ミイラにも塗られていたとか・・・!)近年では利用が少なくなってはいるものの、自然塗料として見直されております。そんな人にやさしい柿渋を古箪笥再生の仕上げ塗料に・・・。何度も何度も塗り重ねることで、やわらかい茶色の濃淡を調整します。下の画像は3回重ね塗りした仕上がりです↓7回程重ね塗りしたものは↓あまり柿渋の要望はありませんが、この度久しぶりに柿渋を使って仕上げました。何とも言えない独特なやさしい茶色の色が大変気に入りました。しかし、柿渋の臭いがとにかく凄い!まるでくんに近いものがあります。慣れるとクセになるかも冗談ですが・・・
古い座鏡の修理です。座鏡もよく修理を依頼される一つです。座鏡の修理を依頼されると過去に修理した一人のお客様の事を思い出します。その依頼者は70代女性。とても上品な方で、鏡に込められたご依頼者の思い出を僕にお話し下さいました。ご依頼者の話:「私が幼い頃、母は毎日のように鏡に向かい長い髪の毛をとかしていました。母が髪を整え終わると私の番です。幼い私を膝に抱え、やさしく髪をとかしてくれたんです。」とても心に響いたお話でした。女性ならではのエピソードのような気がして・・・。
小箪笥サイズは幅61cm×奥行30cm×高56cmと小ぶりな箪笥です。持ち運びしやすく、場所を取らないため時代箪笥の愛好家たちには人気のあるタイプ!持ち運びしやすい点から、現存するものも少ない。二段・三段目の引出が奥まっているのは、前面に閂型の鍵が取り付けられるためです。残念ながら閂の鍵が紛失しております。しかし、だいじょうぶ!復刻しよう・・・全面修復・再生をして閂の復刻をするプランです。ぜひ、ご期待下さい!
思い出家具工房 時代屋さん by ヤマヒョウさん