江戸時代の和箪笥から現代に至るさまざまな痛んだ家具を修復する日々・・・。
日本家具の原点は「和箪笥にあり!」地域独自に育まれた箪笥は、特に個性があっておもしろい。
 
古い和箪笥→スペイン
スペイン在住T様(女性)よりご依頼の時代物桐箪笥

経年のサビた状態が好きなんです。
なるべくアンティークな雰囲気を残して修理してもらいたい・・・


≪修理前≫





≪修理後≫
金具はサビ取りをして塗替え
木部は下地を調整してぼかしを入れ古さを演出
【2014.02.09 Sunday 01:10】 author : やまひょう
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村川透監督、ありがとうございました。
村川透監督(映画監督)のご先祖様が残した、大型の衣装箪笥を修復再生しました。

村川監督のご先祖様は、
ヾ枸喩諭幣緻邱顱砲糧融梁疾郢瓩侶豢據
江戸前期の俳人、村川素英の子孫。

今は誰も住んでいないご実家に残された大型の衣装箪笥です。
作られたのは、
幕末か明治初期頃と思われ、
100年を超えた衣装箪笥は、良くも現存していたものと感激しました。

非常に特徴的なのは、
金具が『銅製』で出来ていること、幅1800ミリを超え大型である。
当時、行李や葛籠程度しか庶民は持ってなかっただろうから、
これだけのものは相当の家柄ですね。

≪修復前の姿≫


≪ご依頼者のご自宅で・・・≫
 

監督と奥様

【2013.03.22 Friday 16:21】 author : やまひょう
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見応えあり!帳箪笥
帳箪笥
商家の帳場に置かれて帳簿類・印鑑・貴重品などを収納していたものです。
店の権威を示す役目もあったため、かなり手の込んだものも見られます。

修理依頼品の「帳箪笥」
東京都在住Tさまよりご依頼の帳箪笥。
引出が多く、貴重品を中心とした様々な物を収納していたのでしょうか?
長い時を経て現存するこの帳箪笥には深い味わいが醸し出、
我々日本人の心を大きく引き寄せる魅力があります。

修理前の写真をみるとあまり痛んだようにも見えませんが、
抽斗と本体の内部は相当痛みは大きく大変手間の掛かる修理と予想されました。
また中央左より4段の抽斗前には、
立棒(閂)型の鍵が紛失しており復刻することになりました。

〈修理前の状態〉


〈修理途中:木地の調整完了〉


〈修理後、完成品〉
 

平成のこの世、新たに芽吹き始めた「帳箪笥」。

見てみて美しい!これが時代箪笥です。
【2012.11.02 Friday 17:29】 author : やまひょう
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