江戸時代の和箪笥から現代に至るさまざまな痛んだ家具を修復する日々・・・。
日本家具の原点は「和箪笥にあり!」地域独自に育まれた箪笥は、特に個性があっておもしろい。
 
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ちゃぶ台の修理
ちゃぶ台と言って、真っ先に頭を過るのは、巨人の星 「星一徹」だよね。

そんな懐かしいアイテムでちゃぶ台修理の実例をご紹介。

「ちゃぶ台」は昭和初期頃に多く普及したといわれていて、

円卓を家族が囲んで使用する事から、家族団欒・円満を象徴しています。


ちゃぶ台の修理を依頼されたのは山形県天童市在住のSさんご夫妻(50代)。

旦那さんのお袋さんが亡くなられ、ご自宅を整理していたら、懐かしいちゃぶ台を発見。

自分が幼いころに使っていた数々の思い出が刻まれている。

脚は折りたたみ式で、ガタつき、割れなどの痛みも残る。


≪修理前≫





≪下地の調整・木地出し≫




≪修理完了≫




見事でしょ!

【2012.03.24 Saturday 14:50】 author : やまひょう
| テーブル・座卓・ちゃぶ台の再生 | comments(2) | trackbacks(0) |
この記事に関するコメント
同じように昭和時代のちゃぶ台をもらったのですが
修理して使いたいと思っています。

これは全部ばらしてから研磨しているのでしょうか?
角の凹凸の足のつなぎ目?のはずし方はどーやるのでしょうか?
| ヤス | 2012/07/13 4:01 PM |
ヤスさんへ

このちゃぶ台の修理は、
脚の部分がガタついていたため、新しい材料を一部用いて組み直しています。
脚の部分をばらしたら、天板のはぎ合わせの接着も弱くなっていたため、そちらもバラバラに・・・。
結局すべて組み直すことになったケースです。
もちろん、ばらしてから研磨していますが、
天板はカンナで仕上げています。

古いものの修理は、一部分を修理するつもりでも、
他の部分との関わりから予期せぬことも大いに起こりうるものです。
ヤスさんご自身で修理される場合はその点を十分お気をつけいただきたいと思います。

角の凹凸の脚のつなぎ目?

脚をはずすには、幕板と言われる四角に組まれた枠をはずさなければなりません。

どの部分が釘で固定されているのか、接着されているのか注意してだましだまし、小型のバールなどで木片をあてがい壊れないように慎重にはずしたいものです。

想い出家具工房 時代屋さん 井上

| 時代屋さん | 2012/07/14 10:16 AM |
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