江戸時代の和箪笥から現代に至るさまざまな痛んだ家具を修復する日々・・・。
日本家具の原点は「和箪笥にあり!」地域独自に育まれた箪笥は、特に個性があっておもしろい。
 
<< なが〜い、古い切石 | main | 【 今月の再生家具 2008.10 】 針箱と座鏡 >>
明治時代の福島:二本松箪笥〜二棹
この度、時代箪笥再生のご依頼となったのは明治時代の二本松箪笥〜二棹。
ご依頼者は福島市在住の方で、当社へわざわざ箪笥をお持ちいただいてのご来店となった。

【二本松箪笥】
 福島県二本松は、安達太郎山を望む福島市と郡山市の中間にある。
ここはあまり大きな産地ではないが、素朴でいかにも東北らしい感じのする箪笥でほほえましい。
 生産活動は明治中期以後からである。
二つ重ね四丁引きの片開き戸付で、各抽斗は深い。
寸法は幅三尺七寸(112僉法奥行一尺五寸(45僉法高さ三尺四寸(103僉法
材料は欅・栗・杉・松が使われ、正面仕上げは溜塗りして木目があまり見えないようにしている。
 この箪笥の見所は、金色覆輪付の丸形錠前であろう。鶴亀の金具が取付けたものもあり、金色の亀をずらすと鍵穴が現れるが、操作を知らない人が抽斗を開けられないよう工夫している。  ※和箪笥集成より抜粋




【2008.10.04 Saturday 17:15】 author : やまひょう
| 福島:二本松時代箪笥の修復再生 | comments(2) | trackbacks(0) |
この記事に関するコメント
こんにちは、私の実家にこれと似た箪笥があります。直すのにどのくらいかかるのですか?
| yamamoto | 2008/10/05 2:10 PM |
はじめまして、時代屋さん店長のイノウエです。コメントありがとうございます。時代箪笥の再生費用はやはり状態により様々です。一度写真や画像などを添付いただいて送信いただければ幸いです。よろしくお願いします。
| やまひょう | 2008/10/05 2:18 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.yamahyo.com/trackback/698598
トラックバック